秦基博、bridge初登場!(全曲解説の話)


bridge74号の秦 基博20P特集、もう読んでいただけましたか?

このブログでも何度か書いたとおり、

http://ro69.jp/blog/japan/78293(2月13日の記事)

http://ro69.jp/blog/japan/78524(2月19日の記事・撮影の話)

秦 基博の最新アルバム『Signed POP』は、
ポップシンガーとして揺るぎない存在意味を獲得した秦 基博が、
この先、5年10年とさらに強い意思をもって歌い続けるであろうことを予感させる、
本当に素晴らしいアルバム。bridgeでは、そんな『Signed POP』を徹底解剖しました。

とくに全曲解説は、アルバムを聴きながらじっくり読んでほしい内容!

秦はインタヴューの中で、よく「曲の顔」という言い方をしていた。
今回のアルバムにはいろいろな顔が出てくる。それぞれの曲の色を強くしているのだ、と。
よくある言い方をすれば、それは「アルバム全体がとてもヴァラエティ豊かであること」に近いのだけど、
1曲1曲がちがう表情を持ち、曲ごとに聴き手の心のちがう場所を刺激するこのアルバムを、
とてもよく言い得ている、秦らしい言い方だと思う。

そして人が何かを主張するとき、その顔の裏に様々な思惑や想いが交錯するように、
秦の「曲の顔」にも、作者である秦の様々な意図や願いや遊び心が潜んでいるはずで。
そんな顔の内側にぐっと迫って、盗み見てしまうのが今回の特集なのだ。

「いろんな曲の顔に触れることで、自分の中のいろんな顔にも出会ってほしい」
今回のアルバムについて秦はそんなふうにも話していた 。

結果論だが、もうすでに何年もキャリアを重ねているシ ンガー・ソングライター秦 基博を、
今回、初めて取り上げたbridgeだったが、現在の秦 基博を知るうえで、
『Singed POP』の全曲解説はとても画期的な特集だったと思っている。

今号のbridgeを読むことで、『Signed POP』を聴いた人が、
よりたくさんの自分の顔と出会えるヒントになれば嬉しい。
季刊bridgeはまだまだ好評発売中です!(秦)
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