新シングルは“サマー・コンセプト・シングル”というサブ・タイトルつき。表題曲「真夏のキリギリス」を筆頭に、全3曲すべてが夏を題材に作られたとのこと。
確かにサウンドは、涼しげなストリングスといい軽快なブラス・セクションといい
所謂“爽快なサマー・ソング”を絵に描いたような心地良さなんですが、
そんなお膳立てが揃えば揃うほど、
増子氏の情念系高湿度ヴォーカルが相対的に目立ってもいるのも確かで、
結局は、何をやっても怒髪天は怒髪天であることを
逆説的に証明するお見事な1枚になってます。
3曲目「夏のお嬢さん」は、昔のアイドル歌手、榊原郁恵のカバーで、
これはストレートに暑苦しいアレンジが、いつもの怒髪天。
リリースは7月14日です。