ウダツの上がらないキャバ嬢がヒマにまかせて結成したバンド、というのがコンセプトのWho the Bitch。そんな彼女達のライヴを初体験。

裾短めのワンピ（ピンク多め）、網タイツ、髪は金に近い栗色、サングラスのフレームは赤。
そんな風貌で、金切り声の飛び交う汗だくのライヴをやってしまうところが面白いんですが、
コンセプトまんまの“失うものは最早ありません”的な居直りが
とんでもない突進力になっているのも確か。
一方でフロントに立つ女性ふたりの歌声はなかなかに甘美な絡みを見せており、
要は愛すべきキッチュさを持ったガレージ・バンドであることを認識。

さらに面白いのは、こんな音楽性のくせして事務所が何故かドリカムと一緒という点。
「オフィスの居心地はどうなの？」と訊いてみたところ、すんごいあっけらかんとした表情で
「ウチら、浮いてます！」と笑ってました。頼もしいな、と思います。

写真は終演後の楽屋にて。男性はドラマー君です。
彼女達は、7月21日にシングル「Superstar」をリリース。