ライドの最新ライヴ@London Roundhouseを観た!!!

皆さん覚えていますか?
90年代初頭のブリット・ポップ前夜に英オックスフォードから突如彗星のように登場した英シューゲイザー・バンド=ライド。

独特の「轟音ツイン・ギター+清涼感溢れるポップなツイン・ヴォーカル」で一躍「内気な英インディ少年&少女」を虜にし、シーンの寵児に。
彼らの代表曲”Like a Daydream”が収録された『Play EP』は当時の日本でも各地の輸入盤店で売り切れ!!!追加輸入!!!
なんて現象まで起こしたほどの人気を誇る新世代ニュー・カマーだった(当時のUSインディ・シーンでもマイブラ等を押え、クリエイション・レーベル所属アクトの中でダントツの人気を得ていたことはあまり知られていないかも)。
ちなみに当時のrockin'onでもイチ早く彼らの地元オックスフォードで行った直撃インタヴューを掲載(←この取材は筆者がクリエイションの社長アラン・マッギーにせっついて無理やり分捕ったもの←当時の日本の媒体でたぶん一番早いはず。インタヴュー記事自体は市川哲史さんの通訳として筆者が同行した形式)。

以後数年も飛ぶ鳥を落とす勢いでヒット・アルバムを3枚リリース。

が、96年のラスト・アルバム『タランチュラ』制作中にバンドのメイン・ソングライター=アンディ・ベル&マーク・ガードナーの仲が決裂!し解散、、、。

以後アンディはハリケーン#1を経た後、オアシスにベーシストとして加入。オアシス解散後はつい最近までリアム・ギャラガーのバンド=ビーディ・アイのギタリストとして活躍していたのは皆さんもご存知のとおり。
一方マークもライド解散後はアニマル・ハウス等の新バンドやソロ活動を経た後、つい最近はオックスフォードのスタジオで新人バンドのプロデューサー仕事を主にしていた。

★そして昨年の11月、なんといきなり「20年ぶりの再結成!!!&2015年5月から始まる再結成ツアー」を発表!!!!!!

今年初頭に「フジ・ロック・フェス2015」の出演が発表され、20数年ぶりの再来日ライヴもコンファーム。

という流れで、
筆者も今週末5/24(日)、@ロンドン・ラウンドハウスで行われた最新ライヴを観てきました。

久々に観たライヴでなにより圧倒的だったのは、
今も変わらない、あの「蒼いギター・ディストーション&瑞々しいツインヴォーカル」。
20年以上たった今も色褪せない彼らのメロディの普遍的な美しさ、声と演奏の若さはひたすら感動ものだった、、、。

★今年のフジに参加される方々のために最新セトリも。

Ride Live@London Roundhouse, May 24 2015.

1, Leave Them All Behind
2, Like a Daydream
3, Polar Bear
4, Seagull
5, Sennen
6, Cool Your Boots
7, Black Nite Crash
8, Twisterella
9, OX4
10, Dreams Burn Down
11, Time of Her Time
12, Chrome Waves
13, Paralysed
14, Taste
15, Vapour Trail
16, Drive Blind

Encore
17, Close My Eyes
18, Mouse Trap
19, Chelsea Girl

★ハイライトは数え切れないほどあったけど、詳しいライヴ・レポは7月1日発売のrockin'onコレポン通信で~。
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