世紀のアーティスト達、大集合!/その3

世紀のアーティスト達、大集合!/その3

★そして、3ページ目の表紙を飾るのは、

キラーズのブランドン・フラワーズ、ピンク、マーク・ロンソン、アークティック・モンキーズの面々、
ディジー・ラスカル、ゴリラズのマードック(唯一のアニメ・キャラ(笑)、ニック・ケイヴetc。

という感じで、こっちも凄ぇ~~。

「Shot exclusively for Q by John Wright」と明記してあるので、
合成写真ではなく、全員がどこかのスタジオに集合して撮ったのだろう。

さすがは地元のプレス、ものすごい企画ができるものです。

★「100 of The Greatest Albums of The Century」、
「100 of The Greatest Musicians Celebrities Politicians」

等の記事も、
ラッセル・ブランドやマイケル・イーヴィス(ご存知グラストンベリー・フェスの主催者)etcの著名人による寄稿で構成されている。

しかし、これだけ多くの大物アクト達のマネージメント&PRと連絡を取り、承諾を勝ち取るだけでも大変な作業だっただろうな。

でもまぁQ誌は、
5~6人の編集部員で営業から編集、取材、執筆、寄稿ライターや通訳・翻訳スタッフ、フォトグラファーへの仕事&原稿の発注etc、
全てを賄う本誌Rockin'onとは違い、

編集部員もPR部員も広告部員もライターも、分業形式でROとは比べ物にならないほど大人数いますからね。

それに地元のプレスなので、アーティストが所属するマネージメントやレコード会社も大事にしてくれる。

我々国際プレスの連中みたいに、
「UKプレスの取材が終わって残った時間スロットを、とりあえず国際プレスに回しとけばいいや」的な扱いも受けないだろうし。
ж(同じアクトの取材でも、英プレスは取材&フォトで数時間たっぷりもらえるのに、
我々国際プレスは取材&フォトで15分or良くて30分なんてことになるのも、こうした英パブリシスト界のアティチュードが原因)。

そんな風に英メディアの連中は、
状況的に恵まれているからこそ実現できる企画なんでしょうけど。

それが分っていても、同じジャーナリストとしてやはり英メディアの記者が羨ましい、、、のは確かです、はい。
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