FLEET FOXESが、NMEの姉妹誌であるUNCUTの
年間ベスト・アルバムに選ばれた。
ほかのノミネートは、レディヘッドや先の
マーキュリー・プライズを受賞したエルボー、
ラカンターズなど。なんか、うれしい。
このFLEET FOXESも、単なるレイドバックだとか、
貴重種的なピュアネスなどどいうアングルでとらえると、
まったく意味を成さなくなる。
問いかけは、「なぜこのような音がこの時代にありえて、
それを担保したのはどのような種類の強さなのか」といったような
ことに振り向けられなければならない。
ここには、たとえばレディオヘッドが苦労して獲得した、
「静けさ」がすでにある。あるいは、
アメリカが自らが犯した罪をすべて目の前に並べてみて、
それでもなおどのようなことが語られうるのか、
そんな「物語」がある。
それはたとえば、アーケイド・ファイアが夢想するようなものだ。
そしてそれは、多くのひとに、
その続きを見てみたいと思わせるようなものなのだ。