15年前の今日。Oasisの『(What's The Story)Morning Glory』がリリースされた

15年前の今日。Oasisの『(What's The Story)Morning Glory』がリリースされた

今から15年前の1995年10月2日。Oasisのセカンド・アルバム『(What's The Story)Morning Glory』がリリースされた。彼らにとって初めての英国ナンバー・ワン・シングル「Some Might Say」と、「ブリット・ポップ頂上戦争」と謳われたブラーとのチャート・バトルに惜しくも敗れたシングル「Roll With It」をガイドに、結果、その後、「Wonderwall」や「Don't Look Back In Anger」、「Champagne Supernova」といったブリティッシュ・ロック・クラシックを輩出することになった本作は、現在までに全世界で1400万枚をセールスし(そのうち、イギリスだけで420万枚を売り上げている)、今年のBrit Awardでは、投票による「この30年のベスト・アルバム」で堂々1位に輝いたアルバムとなった。

当時、僕はロッキング・オンのいち編集部員だった。レコード会社から送られてきたアドバンス・テープ(そう、当時はカセットだったんです)を初めて聴いたときの記憶は、まだ鮮やかに残っている。聴いた後、興奮して、ロンドンの児島さんになにやらやたらと長い寸評を書いて、ファックスで送りつけた記憶がある(もちろん、その後ほどなく、児島さんからも長い長い感想が送られてきた・・・んですが、覚えてますか? 児島さん!)

そうしたアドバンス・テープはCDが出たら要らなくなるから今では手元に残っていないが、この『(What's The Story)Morning Glory』はとってある。そういうふうに処分できずになぜかずっと机の引き出しの奥にしまってあるのは、他にBeckの『Odeley』だけだと思う。
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