ザ・スミス、最初期のリハーサル音源がネット上で公開


ザ・スミス最初期のリハーサル音源がネット上で公開された。

『The Pablo Cuckoo Tape』と題されたその音源は39分計9曲が収録されたもので(トラックリストは以下)、1984年にリリースされるデビュー・アルバム『The Smiths』用のリハーサルとして1983年に録音されたものだという。ドラマーのマイク・ジョイスがこの音源についてツイートしていて、それによれば、「これまで決して公開されたことのなかったもの」であり、「リハーサル・ルームで、床に置かれたカセット・プレイヤーで録音されたもの」なのだとか。

このデモ音源は、現在もジョニー・マーのマネジャーを務め、ザ・スミスのデビュー・シングル「Hand In Glove」のレコーディング経費を捻出したことでも知られるジョー・モスが当時所有していた衣料品店Crazy Faceで録られたものだという。当初、ファースト・アルバム『The Smiths』は、ティアドロップ・エクスプローズのトロイ・テイトによってプロデュースされたが、結局その音源はお蔵入りとなり、あらたにロキシー・ミュージックのジョン・ポーターによって制作された。

'You've Got Everything'
'Accept Yourself'
'What Difference Does It Make'
'Reel Around The Fountain'
'These Things Take Time'
'I Don't Owe You Anything'
'Hand In Glove'
'Handsome Devil'
'Miserable Lie'

『The Pablo Cuckoo Tape』はこちらから。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=39qb3Q5mTmk