U2!!!!!パール・ジャム!!!!!!マドンナ!の映画公開で、今年のトロント映画祭はロックンロール・フェス!


今年36年目を迎えるトロント映画祭。ラインアップの一部が今日発表されましたが、なんとU2、パール・ジャム、マドンナ!の映画が上映されることになりました!!!!!


最近では、例えば『スラムドッグ$ミリネア』や『英国王のスピーチ』など、この映画祭で観客賞を獲ると、アカデミー賞を獲る確立が非常に高いため、オスカー・レースはここから始まると注目されているフェス。私もそんなわけでここ数年毎年行っております。


それで、今日第一弾のラインナップが発表されたのですが、なんと!!!!我々にとりわけ嬉しいニュース。


今年の映画祭は、36年の歴史で初めてドキュメンタリーで開幕するそうなのですが、それが、U2のドキュメンタリー『From The Sky Down』なのだそう!!!


これは、デイビス・グッゲンハイム監督による作品。彼は、『不都合な真実』なども監督していますが、これから日本で公開の『ゲット・ラウド』の監督でもあります。その関係で、今回U2のドキュメンタリーも撮ったのかもしれません。


さらにパール・ジャムの20周年記念ドキュメンタリー、キャメロン・クロウ監督による『PEARL JAM TWENTY』も公開されるのです!!!!


また、マドンナが監督した『W.E.』も!!


トロント映画祭では、これまでエディ・ヴェダーが、曲を提供した"Body Of War"の上映のため駆けつけてライブを行ったり、また去年は、ブルース・スプリングスティーンがドキュメンタリーを公開したりと、ロック・ミュージシャンととりわけ縁のある映画祭ではありました。


実はパール・ジャムが映画祭開催時期にトロントでツアーしているのを知っていたので、間違いなくトロント映画祭に20周年映画を出すはずだと思っていたのですが、まさかU2の作品まで公開されるとは!!!トロントのパール・ジャム、ライブにボノが出たりして……超出そう!!!


その他には、ジョージ・クルーニーが監督&主演している『The Ides of March』や、ブラッド・ピット主演の『Moneyball』も公開。ここらへんは、アカデミー賞狙いと思われます。


個人的には、『The Ides of March』に主演しているライアン・ゴスリングが大注目!!!まだ完成した作品は観ていないけど、すでに主演男優にノミネートされるのでは、とすら思っています。ライアンは、カンヌ映画祭で上映された『Drive』も公開されることになっています。


開催は、9月8日から18日まで。私もがっつり行って来ます。パール・ジャムのトロントライブは、9月10、11日です。


写真は2008年の『ゲット・ラウド』の記者会見から。この時のインタビューのもようは、これから発売のロッキング・オン、カットにて掲載されます。


思えばこのブログの最初の写真は、トロントの街角で遭遇した!!!ジミー・ペイジでした。記者会見場には、誰よりも早く行くほど気合いが入っていたのに、肝心のカメラを忘れてiPhoneで撮影しました。あり得ない……。


しかし、今年はジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットに、エディ・ヴェダー、ボノ、マドンナが来るのか……すごい……あとはジョニー・デップが来ないかな(笑)。
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