ロッキング・オン1月号「洋楽ベストアルバム2024」――選出作品:セイント・ヴィンセント『All Born Screaming』はどんなアルバム?

ロッキング・オン1月号「洋楽ベストアルバム2024」――選出作品:セイント・ヴィンセント『All Born Screaming』はどんなアルバム?

12月6日(金)発売のロッキング・オン1月号は、1年を締めくくる2024年洋楽アルバム特集です。アルバムだけでなく、リイシュー作品、来日公演、イベント、ニューカマー、洋楽ライター陣による座談会、そしてジャンルを細分化したシーン別の徹底考察で、今年の洋楽シーンを振り返ります。

今回は、選出作品の一部をご紹介!



【No.28】
セイント・ヴィンセント『All Born Screaming』


前作『Daddy's Home』が投獄されていた父の出所という私的な状況を背景に制作されたのに対し、『All Born Screaming』にコンセプトやストーリー性のようなものはうかがえない。初のセルフプロデュースとなった本作でセイント・ヴィンセントことアニー・クラークは、音自体と向きあったといえる。デヴィッド・ボウイの最終作で演奏したマーク・ジュリアナ、デイヴ・グロール、ケイト・ル・ボンなどが参加したアルバムは、インダストリアル、ファンク、ロック、エレクトロニカなどの要素を含む。ダークでありながらポップでもあるサウンドは、テイラー・スウィフト、オリヴィア・ロドリゴといったメインストリームのアーティストと共作する一方、インディ界で評価されてきた人らしい。(続きは、ロッキング・オン1月号にて)



現在発売中の『ロッキング・オン』1月号。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。


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