フジロックでジェイク・バグを観る

フジロックでジェイク・バグを観る
わりと頻度高く日本でライヴをやってくれるので、彼の成長と変化を僕たちは目撃することが出来ている。ファンはその成長や変化の局面でワクワクしたり、心配したりすることになる。
今年のフジロックで観ることの出来た最新型のジェイク・バグは、もはや大物の風格さえ感じられる堂々のステージだった。リック・ルービンがプロデュースしたセカンド・アルバムは、ちょっと余所行きの服を無理やり着たような感じで僕を戸惑わせたが、自分でプロデュースも手掛けた最新作は一番似合う服を着た彼が生き生きと歌っていて安心した。そのグルーヴがそのまま反映されたパフォーマンスはとても自信に満ちた力強いもので、アーティストとしてのスケール感とレベルが格段に上がったことを感じさせるものだった。晴れてきた。
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