グレッグ・レイク亡くなる

残念だ。
ELPは、僕にとってグレッグ・レイクのバンドだった。キースのキーボードがなければサウンドとしてのELPはあり得ないが、メロディ、歌詞、そしてそれを肉体化した彼のヴォーカルがELPの商品性を支えていた。
あの正しいセンチメンタリズを僕たちは大好きだった。クリムゾンの「エピタフ」は彼の曲と言っていいのではないか。ローバート・フリップは、そのセンチメンタリズを嫌い「若者をたぶらかしているみたいだ」と長く封印していたが、今は必ずライブで演奏するようになった。
大きな才能が失われてしまった。本当に残念だ。
今朝の朝日新聞。
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