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    福島へのありがた迷惑。「勝手に福島は危険だということにする」「勝手にチェルノブイリやら広島、長崎、水俣や沖縄やらに重ね合わせて、同じ未来が待っている、的な適当な予言してドヤ顔」

    福島へのありがた迷惑。「勝手に福島は危険だということにする」「勝手にチェルノブイリやら広島、長崎、水俣や沖縄やらに重ね合わせて、同じ未来が待っている、的な適当な予言してドヤ顔」
    これはサイト最新号に登場していただいた開沼博さんの著者「はじめての福島学」に書かれている「福島へのありがた迷惑12箇条」の一部だ。サイトでは12箇条全部を掲載させていただいている。
    開沼博さんは震災以降、福島の現地での復興活動に携わり、社会学者として原発と福島の問題を考え発信し続けて来た方だ。その方が全国で講演を数百回やっていくなかで感じた戸惑いや違和感を分かりやすく表現したものが、この12箇条だ。
    つまりここで明らかになっているのは「福島は不幸であって欲しい」という欲望だ。
    読んでいただければ分かるが、この欲望は脱原発を願う人が持つものだ。
    笑って読んでいたが、自分のなかで思い当たるものも少なくない。
    いわゆる一面的な正義として脱原発を掲げても、現実は変わらないし、問題を見えにくくしていまう。
    脱原発というメッセージの中にもある、再稼働に繋がる欲望も検証しているので、是非チェックしてください。
    福島へのありがた迷惑。「勝手に福島は危険だということにする」「勝手にチェルノブイリやら広島、長崎、水俣や沖縄やらに重ね合わせて、同じ未来が待っている、的な適当な予言してドヤ顔」
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