新作のタイトルは「ラスト・マン・スタンディング」。
最後の生き残りにはなりたくないけど
よく考えてみると それもいいかもな
という歌詞のアルバムタイトル・ナンバーから始まるこのアルバムは、ポップで明るくタイトで、でも深く重たい作品だ。
トランプ政権に対する激しい怒りをテーマにした「なんてこったい!」は驚きの傑作だったが、ほぼ一年の短いインターバルで発表されたこの作品もエネルギーに満ちた素晴らしいアルバムだ。
政治を変える努力を止めるな
連中がどんなに堕落したか見せつけてやるんだ
(ノアには言うな)
85歳のウィリー・ネルソンに悲観主義やニヒリズムはない。
67歳はたそがれる年齢ではない。
オレには犬がいる 猫もいる
iPhoneも持っているし
ヒップホップの帽子も持っている
だけどおまえがここに一緒にいないんじゃ
なんにもないのと同じさ
(アイ・エイント・ガット・ナッシン)
85歳のラブソングは熱い!
67歳の最初のワールド・ロック・ナウでしっかり紹介したい。
明日の放送はお休みなので来週になります。