いよいよ「ラプソディ」の楽曲の第一弾が発表された。自信作なので是非聞いて欲しい。当然のこと曲が命のプロジェクトだ。アレンジとメロディーをアメリカで作り、歌詞を日本で作った。全曲このスキームで闘う。

「ラプソディ」に対する皆さんの反応を見ていると、渋谷陽一の気合いは分かるけど何をやりたいのか良く分からないという感じの印象のようだ。当然だと思う。
大げさな言い方すると、これまでに市場になかった種類のエンターテイメントを作ろうという野望を持って進んでいるので、実際のコンテンツがある程度出て来ないと分からないと思う。

ただプロジェクトの中心に音楽があるのは間違いない。

だから曲で落第点を出してしまうと、もうそれで終わりなので頑張った。いわゆるアニソンにはしたくなかったし、音楽ファンにしか理解されないものでも駄目だと考えた。これから来年のライブ・アニメ公開までに20曲近く発表していくが、どの曲も曲だけで共感を得られるものを目指した。
メロディーとアレンジはロスのクリエイター・チームに作ってもらい、歌詞はlukiに書いてもらった。全曲、この形で行く。期待通りの仕事してくれて、とても手応えのある曲が出来上がった。

これはピンク・フラッグというバンドの「第二章」という曲。
一度メジャー・デビューしたバンドが挫折して、新しいメンバーを加えてインディーズから再出発する物語。
まさに「第二章」を始めるテーマソングだ。来週にはボイス・ドラマが公開される。
このペースで7月まで毎週何らかのコンテンツを発表していくのでチェックしてもらえると嬉しい。



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