少し前のインタビューで藤くんがお客さんに「おまえたち」と呼びかけた時、とても藤原基央を近く感じたという話をしたことがある。その時の比ではない。凄くカジュアルで近いMCだ。あれ、俺、藤原基央の友達だったっけ?と思ってしまうくらい近い。
意図的なものでなかったと思う。アンコールの時はカジュアル度は薄まって、いつもの温度だった。
最初のMCは、どうしても伝えたい思いがあって、あの近さになったのだろう。会場にいた人は彼の思いを強く感じたはずだ。
とても心に響くライヴだった。BUMPに於ける藤原基央、その大きさと、聞き手との近さ、それを鮮烈に印象付ける2時間だった。