正月休みに見たかったDVDを観る。年末の特番で今年の5枚の1枚に選んだCD作品のDVD化作品。
CDと同じようにニール・ヤングがただ一人でギターを弾き歌うだけの死ぬほどシンプルな作品。
何か70年代のアングラ映画みたいな懐かしさを感じる。
正直、映像的には単調で飽きてしまう。でもそれでいいという気がする。上手く言えないけど正しい単調さだという気がするのだ。
それこそ70年代、僕らはこうした正しい単調さというかサービス精神のなさ耐えて、それを楽しむ寛容さを持っていた。
その寛容さが新しい才能と表現を生んで来た気がする。
今は安手のサービスに慣れた受け手ばかりで、誰も正しい退屈さ耐えようとしない。
とてもニール・ヤングらしいDVDだ。