ソニック・ステージ。
いやあ、こんなにライブがいい人たちだとは、予想してませんでした。失礼しました。
ドラムを手で叩き、ほどなくしてスティックに持ち替える人。
合ってんだか合ってないんだかわからないコードで、ひたすらギターをかき鳴らす人。
立ってベースを弾いたり、ひざまずいてクラリネットを吹いたりする人。
そして、なんかハープみたいなシタールみたいなのを弾きながら、朗々と声を響かせる人。
とても優しくて、とてもサイケデリック。
たまらず、前の方まで行ってみた。
オーディエンス、みんな身じろぎもせずにステージを凝視していた。
で、みんな、目がとんでいた。
(兵庫慎司)