Grizzly Bear

Grizzly Bear

登場直前にスミスがかかって、それだけで宮嵜的にはもう昇天。


4人がほぼ横一線に並び、いろんな楽器をこまめにとりかえ、それらを優雅に扱いつつ、全員が眩暈のするくらい美しい声を放ちながら、音数のすくないはずの空間が埋められていく。

たとえばレディオヘッドをプログレと呼ぶならば、彼らもまたそうだ。
たとえばスミスをハード・ロックと呼ぶならば、彼らもまたそうなのだ。
それらをつなぐのは、崇高な精神である。
ロックが長い間培ってきた、最高の知性である。

かなり期待していたアクトだったけど、いや、これほどいいとは。呆然。(宮嵜広司)
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