今回のツアーもまた、演奏と歌のみで最初から最後まで一瞬の隙もなくエンタテインメントし尽くしていた。
映像やレーザーはなくとも、いやMCすらほぼ1回しかなくとも、彼らの場合は音楽自体がスペクタクルなのであって、彼らはそれを意識的に提示しているのであって、そうであるからには半端ではない熱量を半端ない密度で放たなくてはならないのであって、そのテンションの高さがさらにエンタテインメント度を上げてくれるのである。
つまり非常に楽しい。
新作『MODE MOOD MODE』の曲がすでに定番曲のように聴こえる。
みんな熱心にアルバムを聴き込んでいるのが伝わってくる。
こういう一体感はユニゾン独特のものだ。
センターでソロを弾きまくる斎藤のペダルボードのスイッチを代わりに踏んでやる田淵、というエモい瞬間にぐっと来た。
UNISON SQUARE GARDENの仙台サンプラザホール公演を観た
2018.06.10 20:43