この連休には、洋楽も邦楽もたくさんのオンラインライブ、オンラインイベントが開催されている。
有料のものも無料のものもあって、生配信も収録されたのを配信するものもある。
無観客で行われるものがほとんど。
いろんなアーティストのスタッフがURLを送ってくれたものだけでも7本もあって、きのうからいろいろ観て回っている。
「リアルのライブ」に対しての「オンラインライブ」というカテゴリー分けになっているが、オンラインライブはオンラインライブなりの「リアル」がある。
それはどんなリアルかというと、PCかタブレットさえ持っていればいつでもチケットが買えて、PCかタブレットさえ持っていればどんな場所にいてもライブが観れるという、「現実的」という意味でのリアル。
はるか遠い街で、奇跡のようなチケットをゲットして観に行くライブよりも「現実的」、という意味でのリアル。
さらに感じたのは、会場で観客に向かってやるライブはクローズドで、オンラインのライブはオープン、というカテゴリー概念もあるなぁ、と。
会場に足を運んだ人たちだけのクローズドな空間=リアルライブと、ネットを通じてどこからでも参加できるオープンな空間=オンラインライブという見方。
クローズドな良さと、オープンな良さ。
まだ観客を入れてのライブの先行きは見通せないけれど、オンラインライブというもう一つの大きな可能性が開けたのを感じて、ポジティブな思いが広がってくる。
今晩はこれから「TOMORROWLAND」。(山崎洋一郎)
オンラインライブのリアルについて
2020.07.25 22:45