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    ゴッチの生まれた街、静岡県島田市でアジカンのライブを観る

    ゴッチの生まれた街、静岡県島田市でアジカンのライブを観る

    ステージ・デザインと照明が超モダンで斬新。
    そして、サポートメンバーが3人加わって総勢7人がステージにいる。

    そうした事がなにかと目を引く今回のツアーだが、それらはすべて
    「アジカンがアジカンのままアップデートすること」を目的にしているのだと思う。
    このツアーでのアジカンは明らかにハイスペックになり、アップデート・バージョンになっている。
    だが、アジカンそのものだった。
    これまでのように「ゴッチの前衛志向」や「実験」によって進化しようとするのではなく、
    アジカンのまま、今にふさわしいクオリティーと表現力を身に着けてアップデートされていた。
    とても正しいステップアップだと思った。
    方向性とか、何を歌うべきかということも大切だが、まず今にちゃんと対応できるように自分たち自身がアップデートすること、
    それ、いちばん必要なことではないか?
    バンドに限らず、政治家の頭の中とか。

    なんか、すごく清々しい気持ちになるライブだった。


    明日、東京でインタビューします。
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