ゴッチの生まれた街、静岡県島田市でアジカンのライブを観る
2012.12.06 21:49
ステージ・デザインと照明が超モダンで斬新。
そして、サポートメンバーが3人加わって総勢7人がステージにいる。
そうした事がなにかと目を引く今回のツアーだが、それらはすべて
「アジカンがアジカンのままアップデートすること」を目的にしているのだと思う。
このツアーでのアジカンは明らかにハイスペックになり、アップデート・バージョンになっている。
だが、アジカンそのものだった。
これまでのように「ゴッチの前衛志向」や「実験」によって進化しようとするのではなく、
アジカンのまま、今にふさわしいクオリティーと表現力を身に着けてアップデートされていた。
とても正しいステップアップだと思った。
方向性とか、何を歌うべきかということも大切だが、まず今にちゃんと対応できるように自分たち自身がアップデートすること、
それ、いちばん必要なことではないか?
バンドに限らず、政治家の頭の中とか。
なんか、すごく清々しい気持ちになるライブだった。
明日、東京でインタビューします。