大雑把なジャンル的にはシンセ・ポップになるのだろうが、アレンジや音色のチョイス、曲そのもの、そしてキャロラインの歌が、こちらのツボをズバッと突いてくる。どこか懐かしさを覚えたりもしつつ、ノスタルジー重視のものではまったくない。音楽性は違っても、ゴールドフラップやスターズが大好きなのと、ちょっと感覚が近い気もした。前作では共同プロデューサーとして参加していた名匠アラン・モウルダーが今回は外れているものの、まったく遜色のない出来映えだ。(鈴木喜之)
いわゆる、好みのタイプ
チェアリフト『MOTH』
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大雑把なジャンル的にはシンセ・ポップになるのだろうが、アレンジや音色のチョイス、曲そのもの、そしてキャロラインの歌が、こちらのツボをズバッと突いてくる。どこか懐かしさを覚えたりもしつつ、ノスタルジー重視のものではまったくない。音楽性は違っても、ゴールドフラップやスターズが大好きなのと、ちょっと感覚が近い気もした。前作では共同プロデューサーとして参加していた名匠アラン・モウルダーが今回は外れているものの、まったく遜色のない出来映えだ。(鈴木喜之)