バンドとは物語である

MONOEYES『Interstate 46 E.P.』
発売中
EP
MONOEYES Interstate 46 E.P.
2ndアルバム『Dim The Lights』以来、約2年ぶりの新作音源となる3rdEP。表題曲“Interstate 46”は、陰影のついたギターリフが耳に残るアンサンブルに、おさえ気味の細美のボーカルが乗っかり、気の置けない仲間同士にしか流れない一体感がゆっくりと高まっていく。《Well I know, just getting started/Like a hum you hear in your head/Fading in slowly but surely/It’s sort of like a distant dream》。始まったばかりであるけれど、共に味わったあの感覚が大切にシェアされる。間奏の戸高のギターに細美の歌が重なり、4人のアンサンブルになって放たれる、もうこれでしかないという分厚いカタルシス。

陽性のメロディック“Gone”は、茨の道を共に進んでいこうという闘争の歌。“Borderland”は、小気味のいいリズムを刻む細美のボーカルを軸に、混沌とした世界における罪深き「僕ら」の生き方を示す。そもそも細美がソロ作を作るために始まったMONOEYESだが、バンドとはユニティであり物語なのだということが爆発している3曲。やっぱりMONOEYESはすごい。(小松香里)
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