以降、「この二人なら大丈夫」と逞しさを見せる“二人なら”、シンフォニックで躍動感あふれるバンドサウンドに乗せて、いくら二人の時間があったとしても、《孤独だってみんな知って/今日だって生きてるんでしょう》と歌う“息を止めて”、《こんなに大切にしてても/永遠なんてないだろう》と気づきを明かす“貴方に会いたいのに”――曲を進めるごとに、どれもが現在21歳のKarin.による「君と私のライフストーリー」に聴こえてくる。より表情に振れ幅と繊細さを宿した歌の説得力が甚大だ。(小松香里)
(『ROCKIN'ON JAPAN』4月号より)
ご購入はこちら
他ラインナップはこちら