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グリーン・デイ『アメリカン・イディオット(ブロードウェイ・ミュージカル・キャスト・ヴァージョン)』
グリーン・デイ アメリカン・イディオット(ブロードウェイ・ミュージカル・キャスト・ヴァージョン)
とうとうミュージカルになった『アメリカン・イディオット』の、ブロードウェイ・ミュージカル・キャスト・レコーディングを収録した2枚組アルバム。最初は聴き慣れた曲を別の声が歌っていることの違和感が大きかったけれど、『21世紀のブレイクダウン』の曲などを織り込んで再構成されたトラックリストはオリジナルのストーリーをさらに豊かにしていて、『アメリカン・イディオット』が別次元の新しい作品に生まれ変わったのだとわかった。各曲のアルバムと異なるアレンジには興奮の連続で、特に中盤の“ラスト・オブ・ジ・アメリカン・ガールズ”と“シーズ・ア・レベル”のマッシュアップが最高。女性ボーカルが入る新鮮さや、オーケストラと24人のキャストのハーモニーが生み出すミュージカル独特の高揚感も加わって、ひときわドラマチックに変貌した“21ガンズ”に至っては熱いものがこみ上げて震えがくるほど感動的だ。そして最後にビリーの声が恋しくなってきたところで、新曲“ホウェン・イッツ・タイム”のグリーン・デイ・バージョンがついているのも嬉しい。“リダンダント”などが好きな人にはたまらない泣ける曲です。(網田有紀子)
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