ロック・バンド復活の新基準

LUNA SEA『LUNA SEA 3D IN LOS ANGELES』
LUNA SEA LUNA SEA 3D IN LOS ANGELES
昨年のLUNA SEA「REBOOT」プロジェクトにおけるワールド・ツアー/LA公演の模様が、6月に全国で3Dムービーとして劇場公開される。映画で観ることのできるライブは、12/23~25の東京ドーム公演のどの日の選曲とも異なる濃縮されたベスト的なもので、日本では演奏されなかった“RA-SE-N”が収められている他、個人的に昨年の公演で観られなかった“SLAVE”や“TRUE BLUE”も嬉しい。本作はその映画のサントラ盤で、映画には未収録の“gravity”も収めている。こだわり抜かれた立体的なサウンドがいい。
 
09年のユニコーンと10年のLUNA SEAの相次ぐ復活劇は、ロックバンドの再結成に新しい意味と基準をもたらしてしまった。つまり「やるならここまでやる」という驚きを提供したのだ。往年のファンを失望させず、更に「今だからこそできること」を盛り込んで活動するということ。東京のライブではあちこちに意識が奪われて注視出来なかったが、メロディアスな歌唱と高音のシャウトの間を滑らかに行き来するRYUICHIの歌声は、それを象徴している。(小池宏和)
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