プラハの音楽といえば、ギター・トリオの可能性の極限に挑むような、どの音がなくなっても音楽として成り立たなくなってしまうような、そんなギリギリのところで鳴っている緊張感が魅力でもあるのだが、今回はパーカッションを加えることで(たぶんギター、ベース、ドラム以外の音が入るのはこれが初めて)、以前のような構成のカッチリした、息のつまるようなストイックさはやや薄れ、いい意味で、ゆるめのグルーヴが醸し出されている。近々フルアルバムも予定されているようだが、どんな変化を示してくれるか楽しみ。(小野島大)
次のアルバムは相当期待できそう
Prague『バランスドール』
2011年08月10日発売
2011年08月10日発売
SINGLE
プラハの音楽といえば、ギター・トリオの可能性の極限に挑むような、どの音がなくなっても音楽として成り立たなくなってしまうような、そんなギリギリのところで鳴っている緊張感が魅力でもあるのだが、今回はパーカッションを加えることで(たぶんギター、ベース、ドラム以外の音が入るのはこれが初めて)、以前のような構成のカッチリした、息のつまるようなストイックさはやや薄れ、いい意味で、ゆるめのグルーヴが醸し出されている。近々フルアルバムも予定されているようだが、どんな変化を示してくれるか楽しみ。(小野島大)