そして、じっくり耳を傾けると、練りに練られたサウンドメイキングがやたらと沁みるのだ。オッ!と思い、揺らしていた身体がふと止まる瞬間が何度もある。不敵にウネる音像、何処かエキゾチックな香りを持ったメロディは、ヘッドフォンで聴くと特にヤバい。“Amy”“LiFE and DEATH”辺りは、かなり妖しい。
同時代を生きる我々の多くが抱いているはずの苛立ちや疑問を、心地よいライミングを交えて抉る歌詞は胸に刺さる。“Get Up, Get Up”は、「同感!」という想いがヘッドバンギングを容赦なく加速する内容だ。昨年出した前作は彼らの人気を一気に拡大したが、今作はさらなる決定打となるはず!(田中大)