GEN半生を語る2万字&メンバー個別インタビュー
04 Limited Sazabysのニューアルバム『eureka』は、フォーリミが自分たちの居場所を確立した1枚だ。このアルバムには彼らがこれまで触れてきた音楽、生きてきた時間、感じてきたことのすべてが注ぎ込まれている。曲調もアレンジも自由自在、しかしこれまで以上にフォーリミとは何かがはっきりとわかるアルバムだ。そんな傑作を完成させた今だからこそ、彼らのすべてを改めて知ってほしい。8月30日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』10月号別冊付録「フォーリミ夏期集中講座」に掲載のGENが半生を語った2万字インタビュー、そしてHIROKAZ、RYU-TA、KOUHEIへの個別インタビューから、彼らの発言をお届けする。
忘れたくないんですよ、きっと。僕らも今こうやって音楽で食えて生活してて、昔の自分からもうすごい夢のような生活をさせてもらってるんですけど、いまだにやっぱツアーしてホテルに泊まれずに車中泊してた感覚はありますし、なんかこう、ヤだったこととかも全部、あの頃があって今があるなあっていう感覚なので、未来が明るい分もう過去も愛せるというか。未来が明るいおかげで過去も許せて進めるなって思います(GEN)
(GENは)大学の時はマジで「こいつとは仲良くなれんな」みたいな感じでしたもん(笑)。オレの周りにあんまいないタイプだなって。でも、GENも逆に僕、「こいつ大丈夫か?」みたいなのは絶対思ってるすもんね。超人見知りだし、俺。結構反対なタイプって感じすね、だから。全然社交性ないから、その時も。なんでこんな続いてんすかねえ。たぶん、自分が持ってないものを持ってるからっていうのがあったんでしょうね(HIROKAZ)
名古屋でNOT REBOUNDっていうバンドをやってて、そっちで僕のもともと好きだったパンクだったりをできたっていうのもあったんで。ノットリで曲書いて歌ってっていうのができてたので、まあ、フォーリミはフォーリミで僕はこういう仕事をしよう、自分がやりたかったことはそっちでやろうって、区別はしてたところはありました(RYU-TA)
“Now here, No Where”はドラムから作ったんですね。こいつらにドラムに乗ってくる、セッション型みたいなのはできねえだろと思ってやったらわりと乗ってきて、あれ、できるんじゃねえかな、みたいな。それから『monolith』の“midnight cruising“は自分がコードだけ持っていったりとか。そういうふうにどんどん曲が完成していくんで、俺、このバンドに対して必要なピースになれてるのかな、みたいなのがだんだん見えてきて(KOUHEI)
僕はずっと身軽だったと思います。ヤンキーも仲いいけど、勉強できる奴も仲いいし。なんかその、背負いすぎたくなかったんだと思うんです。でも最近はやっぱり「YON FES」っていうものだったり、この僕らのこのチーム、僕らのことにすごい愛を持ってくれる人たちのものを背負いたいってなってますね、ここ1年ぐらいは(GEN)
続きは2016年8月30日(火)発売のロッキング・オン・ジャパン10月号で!
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