2012年のソニックマニアをはじめ何度も来日を果たしていることもあって、日本のオーディエンスからも愛されて久しいフランス発のトラックメイカー、マデオンがいよいよアルバム・デビューを果たす! 新世代ならではの感覚でリンキン・パークからレディー・ガガ、ザ・フーからザ・キラーズに至るまで縦横無尽にマッシュアップした”Pop Culture”をきっかけに、YouTubeを通じ世界的にその名を知られ人気が爆発したマデオン。アーティストであると同時に瞬く間にYouTubeのスターともなった彼は、その後、EDM系のフェスは当然、ジャンルを超えた面々が集まる各国のフェスも沸かせてきた。そんな、10年代きってのエンターテイナー/プロデューサーである彼が満を持して取り組んだアルバム『アドヴェンチャー』がついに到着。これが、今年のエレクトロニック・ミュージック界を代表する一枚になるのはもちろん、ポップ/ロック・リスナーをも幸せにすること必至の一枚なのだ。2年間、ひたすらDJとして年月を費やしてきた彼がそれを一時中断し、バスティルのダン、フォスター・ザ・ピープルのマーク・フォスターやパッション・ピットともコラボレーションを果たす一方で、スタジオにこもり自らヴォーカルもとり……と、オーガニックなプロセスと宅録の手法を一挙に導入。最新のサウンド・スタイルを纏いながらも、マデオン印のキラキラ感もありつつ決してダンス・ミュージックとは一言でくくることのできない、物語性に溢れたポップ・アルバムを完成させた。そう、『アドヴェンチャー』は、新世代による新世代のためのポップ・ミュージックにして、全音楽ファンにリーチしうる一枚なのである。なお、4月1日発売のロッキング・オン5月号では、ダフト・パンクとビートルズを究極の影響源として語るマデオンのインタヴューも掲載を予定しているのでぜひチェックしてもらいたい。
全曲試聴
1994年生まれ、フランス(ナント)出身の20歳。本名はユーゴ・ピエール・ルクレル。11歳から作曲活動をはじめ、フランスのリミックス・コンテストに優勝して以来、ザ・キラーズやペンデュラムの楽曲など多数のリミックスを手掛ける。2011年には、YouTubeにあげた“Pop Culture”という39曲のポップ・ソングをマッシュアップした作品が数カ月で700万回、現在までに2000万回を超える再生数を記録して話題に。その後、レディー・ガガやコールドプレイ、ミューズ、エリー・ゴールディングといったアーティストの楽曲を制作/プロデュースしたことにより、注目度は更に上昇し、ULTRA MUSIC FESTVIALやコーチェラに出演。SONICMANIA 2012 ではZEDD と並び次世代DJ の代表格としてオーディエンスを熱狂させ、2013年10月待望の初単独公演では入場制限がかかるなど今もっとも話題を呼んでいる新鋭DJ。 4月に、パッション・ピット、フォスター・ザ・ピープル、バスティルのメンバーなども参加するデビュー・アルバム『アドヴェンチャー』をリリース。
アルバム情報
『アドヴェンチャー』
マデオン
品番:SICP-4401 | ¥1,800+税
- ISOMETRIC / アイソメトリック
- YOU’RE ON FEAT. KYAN / ユアー・オン feat. カイアン
- OK / OK
- LA LUNE FEAT. DAN SMITH FROM BASTILLE / ラ・リュン FEAT. ダン・スミス from バスティル
- PAY NO MIND FEAT. PASSION PIT / ペイ・ノー・マインド feat. パッション・ピット
- BEINGS / ビーイングス
- IMPERIUM / インペリアム
- ZEPHYR / ゼファー
- NONSENSE FEAT. MARK FOSTER / ナンセンス feat. マーク・フォスター
- INNOCENCE FEAT. AQUILO / イノセンス feat. アクイロ
- PIXEL EMPIRE / ピクセル・エンパイア
- HOME / ホーム ▼ 国内盤ボーナス・トラック
- FINALE FEAT. NICHOLAS PETRICCA / フィナーレ feat. ニコラス・ペトリッカ
- ONLY WAY OUT FEAT. VANCOVER SLEEP CLINIC / オンリー・ウェイ・アウト feat. バンクーバー・スリープ・クリニック
- YOU’RE ON (LOUIS THE CHILD REMIX) / ユアー・オン(ルイ・ザ・チャイルド・リミックス)
提供:ソニー・ミュージックレーベルズ
企画・制作:RO69編集部