まじ娘

鏡写しの自分を見つめる本質論シングル『mirror』

ネットシーンから登場した女性ヴォーカリスト「まじ娘」。その声の魅力と表現力の高さで動画サイトを中心に早くから注目を集めてきた実力派シンガーだ。今年4月にリリースされた1stアルバム『Contrast』ではボーカロイド曲に加えてホリエアツシ(ストレイテナー/ent)による書き下ろし曲“アマデウス”や自作曲も収録、単なるシンガーに留まらない表現者としての活動に手をかけてきた彼女だが、11月18日にリリースされたシングル『mirror』は、名実ともに「アーティスト・まじ娘」の出発点といっていい作品となった。“アマデウス”に続いてホリエアツシが提供した表題曲“mirror”ではまじ娘自身が作詞を担当。「鏡」という、これまでの彼女の作品にも垣間見えていたモチーフをど真ん中に据え、自身の思いを丁寧に紡いでいる。さらにシングルには自作曲“ダージリン”も収録。ふつふつと沸き上がるエモーションをそのまま曲にしたようなサウンドと歌詞は、まじ娘とは何なのかという本質を教えてくれる。今新たなスタートラインに立ったまじ娘、すべてを語る。そして1月にはアルバム『Magic』のリリースも決定、そちらも楽しみだ。

インタヴュー=小川智宏

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