2o Love to Sweet Bullet、正統派アイドルに叩き込まれた重くて深いロックスピリットに迫る!

2o Love to Sweet Bullet、正統派アイドルに叩き込まれた重くて深いロックスピリットに迫る!

Zepp Tokyoでキャンプをやったので、もう何が来ても平気です(笑)(三田)


――みなさんのライブに関しては、個性的なことをいろいろやっているのも興味深いです。例えば、歌詞の中に《ぱちぱちキャンディー》が出てくる“日比谷線ダイアリー”は、ライブ中にお客さんがぱちぱちキャンディーを食べて、口の中をぱちぱちさせながらコールをするんですよね?

藤野 はい。そのアイディアもトミーさんです(笑)。ライブの時にぱちぱちキャンディーを配っているんですけど、楽しみにして、自分で買って持ってくるお客さんもいます。

――他にもいろいろ変わったことをしていますよね? 先日、Zepp Tokyoで、『ZEPP de REST&CAMP』っていうキャンプっぽいコンセプトのライブをしたそうですが。

藤野 はい。会場にマットを敷いて、お客さんが休めるようにしたんです。

山広 ライブ会場というより、避難所みたいな感じになっていました(笑)。Zepp Tokyoの上にあるカフェでオールナイトイベントをやったんですけど、疲れたお客さんがZepp Tokyoで休んでいました。無音でライブ映像を流して、ゆっくり休めるスペースにしたんです。

藤野 ぶっ飛んだアイディアすぎて、初めて聞いた時、「ほんとにやるのかな?」って思いました(笑)。当日まで半信半疑だったんですけど、やってみたらとても楽しかったです。

――10月には焼肉屋さんでライブをやるんですよね?

藤野 はい。この前、下見でその焼肉屋さんにみんなで行ったんですけど、本当に普通の焼肉屋さんなんですよ。今まさに「ほんとにここでやるのかな?」って思っているところです(笑)。ツイッターでみなさんの反応を見ると、「焼肉屋でライブってどういうこと!?」ってなって、面白がってくださっています。

――メンバーのみなさんから「こういうことをやりたいです」っていうアイディアを出すこともあるんですか?

藤野 たまに出すことがあります。例えば、夏っぽいことをやりたくて「水風船を使うのは、どうですか?」とか。スタッフとかトミーさんの案は奇抜なので、私たちは常にビビっています(笑)。

三田 でも、Zepp Tokyoでキャンプをやったので、もう何が来ても平気です(笑)。

一之瀬 私はライブ中に水鉄砲で水をお客さんにかけたいって、ずっと言っているんです。だから最近、水鉄砲を買いました。

藤野 買ったんだ?

山広 ほんとに?

一之瀬 うん。近所で売っているのを見つけて、「ちょうど良かった!」って思って(笑)。

大空 私もやりたいことがあるんですけど、威力があり過ぎて駄目かなって思っているんですよ。

藤野 どんなことをしたいの?

大空 消防車で水をかけたくて。

藤野 それはヤバいよ(笑)。

山広 どれだけ勢いがあると思ってるの?(笑)。だって、あれって火事を消すためにあるんだよ。

藤野 イメージしているのは、テーマパークのアトラクションの水が出る機械の感じじゃないの?

大空 そう。それ! 大きい風船に水をいっぱい入れたりもしたいですね。

――こういうお話を聞きながら改めて感じることですが、トゥラブは何が起こるかわからないグループですね。

藤野 はい(笑)。そんなところにも注目していただければと思います。


トゥラブならではのポイントは、やっぱり重低音ですね(伏見)


――CDのリリースに関しても精力的ですよね。先日、ニューシングル『ひとりじめしたい』が出ましたが、どのような手応えを感じていますか?

藤野 テンポが速いんですけど、お客さんも振り付けをコピーしながら楽しんでくださっています。

伏見 お客さんからの評判も、とてもいいです。

山広 ライブでぜひ一緒に楽しんでいただきたい曲です。振り付けの中にハートがいっぱい出てくるんですけど、真似をすると楽しいと思います。一緒に手を挙げて踊れる振り付けがたくさん入っているんです。

三田 最後にメンバー全員でハートの形を作るところとか、見どころだと思います。

大空 とにかく振り付けがかわいいんですよ。ノリやすいです。自分のパート以外も自然と口ずさんじゃう曲でもありますね。

新城 すごくアイドルっぽい曲だと思います。今までの“Véga”とかは、あまりアイドルっぽい雰囲気ではなかったんですけど。

――歌詞もかわいいですね。《あの人 来ないと 息止まるかも》とか。

藤野 息ができなくなるくらい好きって、すごいですよね(笑)。

一之瀬 歌詞の最後の部分が《I could die.》だから、初めて見た時「死んじゃうの!?」って、びっくりしたんですけど(笑)。普通に聴いているとかわいいんですけど、歌詞をよく見ると、ちょっと変わったところがあるのも、この曲の魅力だと思います。

――CDのA typeには、この曲を藤野さんがソロで歌っている“ひとりじめしたい Acoustic Ver.”が収録されていますね。

藤野 はい。私は落ち着いた曲調のものが好きなので、歌っていて気持ちよかったです。普段のレコーディングの時は、Aメロ、Bメロとかを分けながら歌うんですけど、この曲のレコーディングの時は最初から最後まで一気に歌ったので、それも新鮮でしたね。

――このシングルは、お馴染みの曲の新しいバージョンがいろいろ収録されているのも要注目のポイントですね。A type の3曲目“日比谷線ダイアリー(トゥラブ3期生/一之瀬 夢&大空 美月)”は、今年加入したふたりのバージョンですが、歌ってみていかがでしたか?

大空 トゥラブに入る前からYouTubeで観たりもしていて、「楽しい曲だなあ」と思っていたんです。とても好きな曲なので、歌えて嬉しいです。

一之瀬 歌ってみたらどんどん楽しくなっていって、「この曲を歌えることになってよかったなあ」って思っています。

――B typeの2曲目は、“dear the addiction(みほりん/山広 美保子&三田 佳凛)”ですね。

山広 はい。メンバー全員で歌うのとはまた別の感じになるので、新鮮ですね。歌のパートも変わりますし。ふたりの歌をじっくり聴いていただけるものになっていると思います。

三田 みほみほ(山広)と私とは声質がかなり違うので、その組み合わせも聴きどころになっていると思います。

――B typeの3曲目“卒業(ぐだぐだ組/新城 真衣&伏見 莉穂)”に関しては、いかがでしょう?

新城 トゥラブの中で一番好きな曲なので、歌えて嬉しいです。聴きながら学校のことを思い出したりできる曲だと思います。

伏見 歌いながら改めて「いい歌詞だな」って感じました。この曲がシングルで発売されたタイミングがちょうど、私の中学の卒業のタイミングだったので、「中学生に戻りたいなあ」っていうことも思っています。

――みなさんの曲は、どれもとても身近なテーマを描いていますよね。

藤野 はい。聴きやすいと思うので、ぜひいろんな人に聴いていただきたいです。私もトゥラブの曲は、どれも大好きなんですよ。

大空 私みたいにEDMが好きな人にも聴いてもらえたら嬉しいです。踊りたくなる曲がたくさんあるので。トゥラブは、とにかく楽しい曲がいっぱいあるんです。

藤野 ライブでもぜひ聴いていただきたいです。

山広 トゥラブのライブは重低音がすごいんですよ。盛り上がるのもいいですし、じっくり集中して重低音を聴くのもありなんだと思います。

三田 ユーロビートみたいな曲もあるので、ノリやすいはずです。

新城 短い曲が多いので、いろいろ聴きやすいですし。

一之瀬 誰か可愛い娘を見つけて、ただ眺めたいっていう人も楽しめるはずです(笑)。

伏見 トゥラブならではのポイントは、やっぱり重低音ですね。車でトゥラブの曲を聴いた時、「重低音がすごい」ってお父さんも言っていました。ボリュームを小さくしちゃって、後ろの席にいると聞こえなかったんですよ(笑)。重低音が好きなみなさんにも、ぜひトゥラブを聴いていただきたいです。

一之瀬 重低音は、ぜひライブでも感じてほしいです。いろんなイベントとかに出ると、「地響きがすごい。ドンドン!っていう音がしてました」って、よく言われるんですよ。

――「サウンドと活動スタイルの両面でロックバンドに負けない熱量を持っているのが2o Love to Sweet Bulletである」という気持ちはありますよね?

藤野 はい。ジャンルは違いますけど、ロックバンドもアイドルも同じ部分はあると思っていますので。

次のページMV・リリース・ライブ情報
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする