Caravan @ 日比谷野外音楽堂 - CaravanCaravan

Caravan @ 日比谷野外音楽堂

2年ぶりの日比谷野音。特にこれといってリリースとかないタイミングであるにもかかわらず、動員はその2年前から飛躍的に伸び、立見も出まくる大盛況。個人的にこのアーティストに関しては、「ファン」とか「シンパ」を超えて「Caravanジャンキー」みたいなのめりこみ方をしてはや数年なのだが、ほんともうCDをビニール袋に入れて吸ったり火であぶって気化したところを鼻から吸い込んだりしたいくらいの依存っぷりなのだが、だから基本的にこの人がステージに立って歌っている時点でそれだけでもう大変に幸せなのだが、というような、我ながら何を書いてるんだかわからなくなるほどのファン意識をさっぴいても、すばらしいライブだった、と思う。運よく雨は上がったものの、満員の夜の野音はとても5月とは思えないくらい寒かったけど、幸せじゃない人は誰もいなかった。って言い切りたくなるくらい、終始いい空気をCaravanの歌は作っていた。“Feed Back”で始まり“Night Song”で2度目のアンコールが終わった全19曲。“Key of Life”“Wagon”“Simple”あたりのライブでおなじみの曲も、懐かしい曲も、ひとりで弾き語りした数曲も、Pすけ(ドラム&パーカッション)とチェロのゲスト・メンバーなみへいとの3人で演奏した“re-birthday”も、どれもいちいちすばらしかったが、特筆すべきは2曲披露された新曲。どっちも、すばらしいだけではなく、なんかとてもポップでとっつきやすくて、僕のようなジャンキー以外にも開かれている気がした。僕は、かねがねからCaravanの現状――東京で言うと日比谷野音やスタジオコーストなどの3000人規模の会場しか満員にならなくて、日本で言うとアルバムが数万枚単位でしか売れていないこの現状がとても不満で、聴かない奴はバカじゃねえかぐらい思っているんだけど、今後その状況が変わっていきそうな可能性をとても感じた。最初にやった方の新曲、途中でギター間違えて頭からやり直してたけど。 MCによると、今年中にアルバム出すそうです。本当に楽しみにしています。(兵庫慎司)
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