M-ON!×HMV 10th Anniversary GG08<Dragon Ash×10-FEET> @ 渋谷AX - Dragon AshDragon Ash

M-ON!×HMV 10th Anniversary GG08<Dragon Ash×10-FEET> @ 渋谷AX

MUSIC ON! TVの番組である「GGTV」のパーソナリティ、ジョージ・ウィリアムズがオーガナイズするイベント<George’s Government=GG>。2000年からスタートし、7年目を迎える今年の<GG08>は、なんと7日間連続で対バン形式のライブが実現! その初日である本日のライブはDragon Ashと10-FEETが、そしてオープニングアクトとしてOCEANLANEが渋谷AXに集った。開演前の20分間がOCEANLANEの持ち時間だったが、5曲という短い時間のなかにもエモさが溢れたステージで早々にAXのフロアを盛り上げ、続いて10-FEETが登場した頃には、もう前から後ろまで観客が詰め寄せてすし箱状態に。立っているだけで苦しそうなのに、でもみんな満面の笑み! 10-FEET当人たちはというと、<GG08>のSTAFF黒Tシャツと「ミーハー魂」と書かれたタオルを頭に巻いたお揃いのスタイルで相変わらず気さくな感じ。だが、前半戦の彼らはよりへヴィでよりラウドでより複雑な展開でもって観客をロックの高みに持っていっていた。ステージ上にはたった3人しかいないんだけど、音が爆発して飛び出してきているような凄みがあった。途中「新しい未来を切り開くために古い曲をぶっ壊すぞ!」というTAKUMAの一言から入った“2%”。そしていつもの前向き指向で心にぐっとくるMCの後から続いた“HEY!”“RIVER”“VIBES BY VIBES”“4REST”。ミクスチャー・サウンドと10-FEETの人間性がよく出ているような真っ直ぐな音がフロアを貫く。曲の途中に「座れ〜、座れ〜、飛べ!」というスリップノットより3倍速で客を煽った瞬間はかなりハードだったけど! そしてTAKUMAのMCを聞いていて思うのが、すごく真っ当で、目の前にいる人を励ましてくれることを言うのだけど、それがまったく白々しく、歯がゆい感じで聞こえないこと。それは音も含めて、TAKUMA自身にも裏がないから言葉が直に響いてくるのかな、と改めて思えるようなライブだった。そして転換が終わったと同時に、ジョージが「このバンドがいなかったら<GG>は続いていなかった」と言って呼び込んだのはDragon Ash。なんと7年連続出演とのこと! ラテンフレイバーのサウンドのなかにも真のヘヴィさがあるライヴで、3曲目の“Ivory”ではKjが歌詞を“GGの夜に”と変えて歌ったりする盛り上がり場もあったが、曲のサビではタオルを頭上で乱舞させ、次の“morrow”では完璧な手拍子で迎え撃ち、そして“Velvet Touch”や“La bamba”では陽気に踊りまくっていた今夜の観客は、本当に純粋な気持ちで音を楽しんでいて、その空気が会場に溢れていてとてもピースフルな雰囲気になっていた。次にKjが「バンドを続けていくのも仕事と同じでいろんな葛藤があるんだ」というようなことを話した後に「友達で最近復活したバンドがいるんだ」と言った瞬間、これは!と思ったらスケボーキングのSHUNとSHIGEOが登場して“Episode4”のボーカルをファンキーに披露!! そして続いた“Fantasista”で、もう沸点を通り越した盛り上がり度を見せていた。サウンドもそうだが、ライブの魅せ方も見事な一晩だった。そしてライブが終わった後には、ジョージ・ウィリアムズが今日登場したアーティスト全員をステージに呼び戻し、フロアの観客と一緒に記念撮影を! きっとアーティストの後ろ側には満足感でいっぱいの笑みが溢れているだろう。今日のGG08は終わってしまったが、残す6日間。まだまだ魅力溢れるラインナップでのライブが繰り広げられていく。(石井彩子)
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on