異例とサプライズの3日間。洋邦/ジャンルの垣根を越え、熱い化学反応を生んだサマーソニック2026をレポート!

異例とサプライズの3日間。洋邦/ジャンルの垣根を越え、熱い化学反応を生んだサマーソニック2026をレポート!

現在発売中のロッキング・オン10月号では、SUMMER SONIC 2026の全日ライブレポを掲載しています。以下、本記事より。

文=粉川しの記録的な集中豪雨から一夜明け、サマソニの25周年イヤーは無事その幕を開けた。初日は観たいアクトが目白押しで、トップバッターは個人的に大注目の新人フローレンス・ロード。予想以上に上手い! デビューAL前にも拘らず、自分たちの見せ方、ロックバンドの色気を早くも熟知したプレイだ。眩い逆光の中で90Sオルタナ直系のざらついたヘヴィネスと、現行ポップと足並み揃えたクリーンなメロディを自在に行き来する足取りの軽さは、まさに新世代の証。特に1曲の中でその両極を体現した“ミス”は圧巻。ボーカルのリリーのカリスマと声は、彼女たちをさらに大きなステージに連れていく可能性を感じさせた。フローレンスからカーディナルズへ、初日の午前中はアイルランドの注目新人が続く。アコーディオンが先導するトラッドやフォークを巧みに取り入れていく、カーディナルズの地元色を押し出したプレイは、20年代ロックの国際言語に徹したフローレンスとは対照的だが、どちらも存在するのがインディーロックの新聖地になりつつある、現行アイルランドシーンの多様性と面白さだろう。競歩でソニックステージに戻ると、ウィスプが始まっていた。(以下、本記事に続く)
サマーソニックの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』10月号に掲載中です。
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