ジェラルド・ウェイ、マイ・ケミカル・ロマンスの解散は誰のせいでもなかったと語る

ジェラルド・ウェイ、マイ・ケミカル・ロマンスの解散は誰のせいでもなかったと語る

今年の秋にソロ・デビュー作をリリースする予定のジェラルド・ウェイだが、昨年のマイ・ケミカル・ロマンスの突然の解散について「誰のせいでもなかった」と語っている。

BBCラジオのゼイン・ロウの番組に出演したジェラルドは解散の原因を振り返り、解散したのはそういう「潮時だったから」と語った。さらに次のように続けている。

「本当に特別なバンドですごく際立ってたから、そのままどんどん続けて、結局、ポンコツになっていくっていうの? なんかそういう終わり方だけはありえなかったんだよ」

ただ、解散そのものについてはメンバー全員が「動揺した」とジェラルドは語っていて、「全員、今も動揺してると思うよ」と説明している。

「なかなか飲み込めない事態だったからね。それにお互いのことが嫌いになったとか、そういう状況じゃまるでなかったから、すごく悲しかった。誰のせいでもなかったんだよ」

「でも、人としていつでも新しいことに取り組んで、変化を潜って成長していくべきものなんだよ」とジェラルドは語り、マイ・ケミカル・ロマンスについては「任務完了ということだね!」と説明している。

また、ジェラルドは先頃、新作からの楽曲で初のソロ・シングルとなる"Action Cat"をリリースしているが、バンド解散後も音楽活動をやめようと思ったことは一度もないとも語っている。

「なんか続けて行かなきゃならないのはわかってたから。ぼくは音楽が大好きだし。今度のアルバムを作ることでぼくは音楽への新しい愛をみつけることができたんだ。自分のあるステージが終わったからといって、音楽から逃げたり隠れたり、音楽をやめるなんて、ぼくにとってはすごく悲劇的なことだよ」

また、新曲群やアルバムについてジェラルドは高校を出て大人になりかかっていた頃によく聴いていたものに影響を受けていると説明していて、ブラー、パルプ、エラスティカ、スリーパー、ティーンエイジ・ファンクラブなどブリットポップ期のバンド名を挙げている。

「テーマ的には音楽に自分の居場所を探すものが多いんだ。でも、実は自分でもうまく入り込めないっていうね。ただ、それはいいことなんだよ。ポジティヴな疎外っていうかね」

なお、ジェラルドは今年のレディング・アンド・リーズ・フェスティヴァルでソロとして初のライヴに臨むことになっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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