シカゴのコンサート会場、Congress Theaterが今後同シアターでのEDMのイヴェント開催を全面的に禁止すると発表した。
Congress Theaterは主にEDMのイヴェント開催中に起こった数々の違反行為によってアルコール販売免許をはく奪され、2013年5月には会場の閉鎖も余儀なくされていた。同シアターで起こった違反行為の主なものはドラッグの使用や売買、また性的暴行事件も報告されている。
これらのことから同シアターは今後、どの主催者であっても一律にEDMのイヴェント開催を一切禁止すると発表した。なお、EDMは「従来の楽器の代わりに専門機材やソフトウェアを使ったDJ、もしくはDJチームによる公演」と定義された。
地元のリカー・ショップのコミッショナーはCongress Theaterの今回の措置について次のようにコメントしている。「同市のコミュニティはEDMのイヴェントが行われることを歓迎していません。私は全てのEDMが悪いとは言いませんが、少なくともCongress Theaterのキャパシティ、5000人収容のあの会場でそのようなイヴェントを行うのは相応しくないと考えます」
Congress Theaterではこれまでにスクリレックスやメジャー・レイザー、ラスコ、スティーヴ・アオキらが公演を行っていた。