ザ・ヴァインズのクレイグ・ニコルズ、「音楽が救いだった」

ザ・ヴァインズのクレイグ・ニコルズ、「音楽が救いだった」

新作『ウィキッド・ネイチャー』を9月3日にリリースするザ・ヴァインズのクレイグ・ニコルズは自身にとっての音楽の重要さを語っている。バンドは2012年からドラムのラクラン・ウェスト、ベースにティム・ジョンを迎えた新体制となっているが、DIY誌の取材を受けたクレイグは自分にとって音楽がいかにかけがえのないものかと次のように語っている。

「ぼくにバンドがなかったら、あるいは音楽がなかったら、なにをやってたものかわからないよ。音楽は本当にぼくを救ってくれたものなんだ。ぼくにとってどれだけ大切かといくら言っても言い過ぎにはならないほど重要なものなんだ……こうした曲はどれも孤独や絶望から書かれたものだとずっと思ってきたし」

過去にクレイグがさまざまな傷害事件を起こしバンド活動そのものに支障をきたしたものの、その後クレイグがアスペルガー症候群を患っていたことが原因だったと判明しているが、自身の気質や現代社会への違和感などについては次のように語っている。

「ぼくとしては子供のように生きたいと願っているだけなんだよ、できるだけ責任から自由になってね。これまで何度か都会に出かけたけど、憶えていることといったら……誰もがみんな携帯電話を覗いているような印象があって。みんな携帯電話でなにか読んでいるか、チェックしているかしてて、ぼくにはなんでみんながそんなことをしてるのかよくわからないんだ」

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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