濃い洋楽リスナーのための洋楽特化型フェスとして、2025年の幕開けを飾ったrockin’on sonic。初開催で未知数な要素は多々あったものの、パルプやウィーザーと共に新年を迎えるフェスが楽しくないわけがない!と、本誌読者の皆さんはロキソニの成功を確信していて(もしくは祈って)くれたはずだ。
しかし、全てが期待以上だった。90年代UKのレジェンドから00年代オルタナの青春のバンド、現ロックシーンの胎動を伝える新世代アクトまで、洋楽ロックリスナーであれば誰もが観たいアーティストが集結した、ラインナップの充実はいうまでもない。移動のストレスもなく二つのステージを行き来しながら、途切れることなく最高のパフォーマンスを浴び続けられる、至福の環境ももちろんだ。
そして何よりも、自分と同じくらいの熱量で海外のロックを聴き続け、愛してきた人がこんなにもいるという嬉しい驚きと、そこで生まれたアーティストとオーディエンスの一体感が、ロキソニを特別な空間にしたのだと思う。あれは夢じゃない、現実だったのだ!⋯⋯ということを改めて噛み締めるべく、ここでは全アクトのライブレポート、アーティストへのコメントインタビューと共に、歓喜の2日間を振り返る徹底特集をお届けします!(粉川しの)
rockin'on sonicの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』3月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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