ピート・ドハーティ、リバティーンズ再結成ライヴで人生のなにかが取り戻されたと語る

ピート・ドハーティ、リバティーンズ再結成ライヴで人生のなにかが取り戻されたと語る

先週末にロンドンのアレクサンドラ・パレスで再結成ライヴを3日間行ったザ・リバティーンズだが、ピート・ドハーティは今年の7月にリバティーンズとして出演したベニカシム・フェスティヴァルでのライヴのおかげで自分の人生のなにかが取り戻されたと語っている。

アレクサンドラ・パレス公演の出番前に取材に応えたピートはザ・デイリー・スター紙に「今のぼくはずっと幸せになったんだ。昔は本当にクレイジーだったんだけどね」と現在の心境を説明している。

「前回、スペインのベニカシムで一緒に演奏した時、ぼくの人生のなにかが取り戻されたような印象を受けたんだよ」

さらにピートは次のように続けている。

「ぼくはこれまでステージに出る前にいろいろ具合が悪くなることが多かったんだ。それはあがり症とかじゃなくて、自分でもなんだかよくわからないんだけど、なんか幻覚的な恐怖感みたいなもので、でも、ベニカシムじゃそういうのにまったく襲われなかったんだ。ベニカシムではすべてがうまくいったんだよ。あの時の演奏は薬ともなんの関係もなくて、お客さんともジャーナリストとも、ヘロインとも関係なく、ケイト・モスとも、リリー・アレンや誰とも関係なくて、でもすべてがうまくいって、その後にやったベイビーシャンブルズのライヴでもやっぱり同じだったんだ」

リバティーンズは2010年にレディング・アンド・リーズ・フェスティヴァルで再結成を果たした後、今年に入ってからも再結成ライヴを続け、7月にはハイド・パークでのブリティッシュ・サマー・タイム・フェスティヴァルへの出演も果たすことになった。ライヴの手応えについてピートは次のように語っている。

「ぼくは大勢の観客から受け入れられることにあまり慣れてないし、みんなにはかろうじて我慢してもらうのが精いっぱいかなとも思ってたんだけど、そんな感じではまるでなかったんだ。おかげで自分がファッキン・モンスターのような気にもさせられないよ」

さらにカール・バラーは次のように再結成について語っている。

「そもそもこれらの楽曲を一緒に書いた人間と演奏するっていうことはほかとは比較にならないようなことだし、もうまるで次元が違うし、本当に力強くて、感動的で、美しいことなんだよ」

また、ピートはバンドがもともと持っていた野心や意義についても次のように語っている。

「ぼくたちはとてつもない人気を誇るバンドになるはずで、それがぼくたちの目標で、ぼくたちの計画で、ブレイクを果たして、できるだけたくさんの心と魂を感動させたかったんだよ」

なお、28日に行われたライヴでバンドは25曲からなるセットを披露し、ピートは次のように新作制作もありうることを最後のMCで明らかにした。

「これからはヨーロッパのライヴに行ってくるけど、今度イギリスでライヴをやる時はたぶん新作用の新曲を披露することになるはずだよ」

28日のセットリストは以下の通り:
'The Delaney'
'Campaign Of Hate'
'Vertigo'
'Time For Heroes'
'Horrorshow'
'Begging'
'The Ha Ha Wall'
'Music When The Lights Go Out'
'What Katie Did'
'The Ballad Of Grimaldi'
'The Boy Looked At Johnny'
'Boys In The Band'
'Can't Stand Me Now'
'Last Post On The Bugle'
'The Saga'
'Death On The Stairs'
'Don't Look Back Into The Sun'
'Tell The King'
'The Good Old Days'
'Fuck Forever'
'What Became Of The Likely Lads'
'Up The Bracket'
'Don’t Be Shy (snippet)'
'What A Waster'
'I Get Along'

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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