チャーチズのイアン・クック、新作制作の見通しを語る

チャーチズのイアン・クック、新作制作の見通しを語る

今月下旬からヨーロッパ・ツアーに乗り出すチャーチズだが、新作制作の見込みはまったく立っていないことを明らかにしている。

昨年のファースト『ザ・ボーンズ・オブ・ワット・ユー・ビリーヴ』に続く新作の制作についてバンドのイアン・クックはクラシック・ポップ誌に対して次のように語っている。

「デビュー・アルバムが成功すると途端に自惚れちゃうバンドとかよくあるわけなんだけど。そうなると、水準に見合ってない作品を出しちゃって、もう誰にも相手にしてもらえなくなっちゃうんだよね。だから、ぼくたちが自信過剰になっているということはないんだけど、プレッシャーはプレッシャーでまたマイナスに働くこともあるからね」

「ぼくたちは満足できないものは絶対に出さないから。だから、4か月で仕上がるかもしれないし、2年間かかるかもしれないよね」

さらに新曲群についてイアンは次のように語っている。

「新曲についてはまだなんにも話せないよ。仕上がってるものがなにもないからね。ぼくたちの作業のほとんどはスタジオで全員一緒にやるもので、誰かがなんか書いてくるというのは一向に構わないことなんだけど、3人の間であれこれ手を加えた後でないとチャーチズの作品になったとは言えないんだよね」

「歌詞はなんにも出来上がってないんだけど、これならうまくいくかもしれない断片がいろいろ揃ってきてるんだよね」

一方、バンドは今月に入って行ったライヴのいくつかで新曲を披露している。この新曲についてはまだ正式なタイトルも判明しておらず、"Richard Pryor"、"Gene Wilder"、"Eddie Murphy"などの仮題のみが明らかになっている。

オースティン・シティ・リミッツ出演時の新曲ライヴ音源はこちらから。
http://www.youtube.com/watch?v=oWJV9Kz7Bs8

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