ジョン・ライドン、シド・ヴィシャスの死にちょっと責任を感じていると語る

ジョン・ライドン『Anger is an Energy: My Life Uncensored』

10月9日に自身の新しい自伝『Anger is an Energy: My Life Uncensored』を刊行したジョン・ライドンは1979年にヘロイン中毒死したシド・ヴィシャスの死について「ちょっと責任を感じている」と語っている。

シドはセックス・ピストルズ解散後ニューヨークでヘロインの過剰摂取のため死亡しているが、10月11日に行われたチェルトナム文学フェスティヴァルに来場したジョンは、もともとセックス・ピストルズというバンドやライフスタイルにシドを呼び込んだのは自分だったとして、シドの末路に責任を感じていると語った。

「シドに勝ち目なんかなかったんだ。そもそもシドの母親がヘロイン中毒だったからね。バンドに呼んじゃったことを後悔してるんだ。シドには到底無理だったんだなってね。シドの死についてはちょっと責任を感じるんだよ」

グロースタシア・エコー紙によれば、ジョンはそこまで発言すると「これでどうだい、俺の闇を告白してやったぜ!」と言い捨てたという。

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