U2のボノ、新作『ソングス・オブ・イノセンス』の無料一括配信について「ごめん」

U2『ソングス・オブ・イノセンス』10月22日発売

先月新作『ソングス・オブ・イノセンス』を突如アイチューンズで無償配信し、世界中の6億ともいわれるユーザーのアイチューンズに一括配信したU2だが、このリリース方式についてボノが謝罪を表明している。

今回の配信は世界的に話題を呼び、アップルでは一括削除ソフトまで配布することになったが、先頃フェイスブックでファンとのインタヴューに応じたボノは「この先二度とアイチューンズで他人のプレイリストに勝手に入り込む自動ダウンロードみたいな形でリリースしないと約束してもらえますか? とても失礼だと思います」という質問に次のように答えている。

「おっと……それはごめんなさい。俺には素晴らしいアイディアに思えて、それで舞い上がっちゃったのかもしれないね。アーティストっていうのはこういうことをしでかしがちなんだ。ちょっと誇大妄想が入っていて、ちょっと太っ腹になりたいというところもあって、ちょいとだけ自己宣伝したい気持ちもあり、それとここ数年間俺たちの人生を注いだ楽曲たちが聴かれないかもしれないという深い恐怖感があったんだよ。世の中でもいろいろ意見を言われているよね。どうやら、この作品を出すにあたって俺たちの方がうるさくやり過ぎたのかもね」