新メンバー加入で「バンド」になったplenty、その喜びと覚悟を語る

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8月に新ドラマー・中村一太が加入し、およそ3年ぶりに3人組バンドとして新たなスタートを切ったplenty。その新体制初となるミニアルバム『空から降る一億の星』が、11月5日にリリースされた。現在発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』12月号にインタヴューが掲載されている。今回は中村を含めた3人での登場だ。

新たな体制を組んだ理由として、江沼郁弥(Vo・G)はこう語っている。

「面倒くせえことしてえなあって思ったんですよ。ああでもないこうでもないってやる面倒くささが足りてないって」

2011年にドラマーが脱退して以降、サポートメンバーの力を借りながら、音楽のヴィジョンを広げ、実現させてきた江沼。それは彼のソングライターとしての才能を磨くきっかけとなったが、そうではなく、あくまで「バンド」として音をぶつけ合いながら曲を作っていくことを、江沼は求めていた。そのための最後のピースであるドラマー探しの果てに、ようやく出会えたのが中村だった。

彼について江沼は「話をして、目指してるものが一緒な気がしたんですよ。『あ、こいつだったら』って思えたんです」と語っている。

『空から降る一億の星』は、これまでになくバンドの「肉体」を感じる音になっている。その「肉体」こそが、彼らが求めていたものだったのだろう。インタヴューからは、江沼のみならず、新田紀彰(B)も中村も、今のバンドの状態を心から楽しんでいることが伝わってくる。新生plentyの船出を刻む、重要なインタヴューだ。

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