ビリー・コーガン、スマッシング・パンプキンズの「本当のファン」は減ったと語る

ビリー・コーガン、スマッシング・パンプキンズの「本当のファン」は減ったと語る

ザ・スマッシング・パンプキンズのフロントマン、ビリー・コーガンがザ・ウォール・ストリート・ジャーナル紙の取材を受け、来年リリースが予定されているアルバム『Day for Night』がバンドにとっての最後の一枚であること、また以前のようにロック業界に手応えを感じなくなってきていることなどを語っている。

現在バンドが取り組んでいるアルバム三部作について、どのように企画してきたのかを訊ねられたコーガンは「次作は最後の一枚、本当に最後の最後になるんじゃないかな」と明かしている。

スマッシング・パンプキンズは2012年に発表されたアルバム『オセアニア~海洋の彼方』など3枚のアルバムを含む全44曲の制作プロジェクト『Teargarden by Kaleidyscope』に取り組んでおり、2作目のアルバムにあたる『Monuments To An Elegy』は今月9日に発売されたばかり。

コーガンは、さらに次のようにも続けている。

「ありふれた言い方をすれば、もうロックンロールには飽きたということだよ。でも、自分では今またようやくロックンロールらしさを取り戻してきていることを考えると、不思議なんだけどね」

「正直言うと、ファン層がいなくなってしまったんだ。僕にとって、ファンというのはアーティストの作品の深いところまでを探るような人のことで、あとアーティストが見せたいと思うものを受け容れてくれる人なんだ。アーティストに手を取ってもらって、案内してもらうような、そんなのはファンじゃないんだ。そう考えると、本当の意味で、ファンと言えるような人はあまりたくさんいないんだよね。数千人というところなんじゃないかな」

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