rockin’on sonicのヘッドライナー、ウィーザーにインタビュー! 『ブルー・アルバム』30周年を迎えた現在の心境、そして90年代を風靡したバンドに対する思いを語る

rockin’on sonicのヘッドライナー、ウィーザーにインタビュー! 『ブルー・アルバム』30周年を迎えた現在の心境、そして90年代を風靡したバンドに対する思いを語る

現在発売中のロッキング・オン12月号では、ウィーザーのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



「『ブレードランナー』と歌川広重の世界観を融合したステージで『ピンカートン』の再現ツアーをしようという壮大な構想を夢見てるよ(笑)」


●こんにちは、ロッキング・オンです。現在ツアー中のウィーザーですが、調子はどうですか?
「うん、いい感じ。お客さんも盛り上がってくれてるよ。すごく楽しんでくれてるみたいで」

●今回のツアーはザ・フレーミング・リップスとダイナソーJr.という、ウィーザーと時代を同じくして活躍し続けてきたバンドたちがサポートについていて、それもファンからすると胸熱ポイントになっていますが。
「そうだね。ちょうどウィーザーがバンドとして本格的に動き始めたのと同時期にフレーミング・リップスやダイナソーJr.、あとセバドーのルー・バーロウあたりがきていて、すごく感化されたんだ。もともとうちのバンドはヘヴィメタルからの影響を背景にスタートしてるのに対して、今言ったバンドは真正のオルタナティブロックアーティストって感じだからね。憧れの対象だったし、実際、彼らの存在から多くを学ばせてもらったよ。ウィーザーがヘビィメタルからオルタナティブバンドへと転換を図る上での指針になったバンドたちだよね」

●そうですよね。6月にロンドンで共演したスマッシング・パンプキンズもあなたに影響を与えてきたバンドだと思いますし。
「うん。もちろん最近の若手も好きなんだけど、スマッシング・パンプキンズぐらいの大御所で岩盤のようなファン層を持ってるバンドと一緒にツアーできるとなると、大船に乗った気持ちで構えていられるからね(笑)。もちろん、そう言ったこと抜きにしても、文句なしに素晴らしいバンドだからっていうのが大前提としてあるんだけどね」

●イベンターがアップしていた動画で、ツアーを観に来た小さな女の子が「“バディ・ホリー”が好き!」と言っているのを見たんですけど、改めて、30年間をかけてウィーザーの音楽が世代を超えるものになっているというのはどんな気分ですか?
「ここまでよくやって来たなっていう……本当に誇らしく思うよ。というのも、最初にこのバンドを始めた頃、当時のトレンドに属さないタイムレスな音楽を作ろうってことを目標に掲げていたから。94年の流行に即した音楽をやるよりも、それこそ60年代だったり70年代だったり、あるいはそれよりももっと前の音楽を掘り起こして鳴らしていこうじゃないかって。だから、最初に始めた頃はなかなか伸び悩んでいたけど、それでも何年かコツコツ自分たちのやり方を貫き続けていくうちに、自分たちの選択は正しかったことが証明されたような……実際、あの頃自分たちが鳴らしていた音源を振り返ると、ちっとも色褪せてないことがわかる。今の2024年に聴いてもいまだにタイムレスな音に聴こえる」

(以下、本誌記事へ続く)



ウィーザーの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』12月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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