“ダミアーノ・デイヴィッド”としての人生の物語。マネスキンで見せていなかった、パーソナルなストーリーを打ち明けた初のソロ来日公演を完全レポート

“ダミアーノ・デイヴィッド”としての人生の物語。マネスキンで見せていなかった、パーソナルなストーリーを打ち明けた初のソロ来日公演を完全レポート

現在発売中のロッキング・オン1月号では、ダミアーノ・デイヴィッドのライブレポートを掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。


文=粉川しの

マネスキンと比較しても遜色ない、煌めくオーラとカリスマ。マネスキンでは想像できないほどの、リアルで繊細な人間像。ダミアーノ・デイヴィッドの初ソロ来日公演はその二つを見事に両立させた、彼にしかできないエンターテイメントかつ、パーソナルな告白の場となった。彼のソロデビュー作『ファニー・リトル・フィアーズ』が、大きくポップに振り切れたアルバムとなったのはご存知の通り。9月にはタイラ、ナイル・ロジャースと組んだ新曲“トーク・トゥ・ミー”他、5曲の新曲を収録したデラックス盤『ファニー・リトル・ドリームズ』をリリースしており、ほぼソロ曲のみでセットリストを組める曲数が確保できた。その結果、彼だけの世界を構築し、なぜ自分がソロをやる必要があったのかを、饒舌に証明するステージとなった。

9月から始まったソロツアーは世界各地で大盛況、日本も東京&大阪共にソールドアウトになった。そして定刻通り、満場のガーデンシアターのステージにダミアーノが颯爽と登場すると、場内は割れんばかりの歓声と悲鳴で満たされる。ラメのセットアップで着飾ったダミアーノ、「DAMIANO DAVID」の眩い電飾ロゴと併せて、アルバムきってのポップチューンである“ボーン・ウィズ・ア・ブロークン・ハート”で幕開けたステージは、のっけからハイボルテージ! “ザ・ファースト・タイム”、“ミステリアス・ガール”とアッパーな楽曲を畳み掛ける前半は、ポップロック調というかエモ調というか、ダミアーノのロックがマネスキンのロックとは全く違う、ということをまず大前提として示す場になっていたと思う。

(以下、本誌記事へ続く)


ダミアーノ・デイヴィッドの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』1月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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