U2のボノ、ウィリー・ネルソンの出演映画のプロデューサーに

U2のボノ、ウィリー・ネルソンの出演映画のプロデューサーに

カントリーの大御所、ウィリー・ネルソンの出演映画のプロデューサーをU2のボノが務めることが明らかになっている。

映画はオーストラリアの映画監督ライアン・ランソンによる『Waiting for a Miracle to Come』という作品で、ソフィー・ロウ演じる主人公が他界した父親の手紙を発見し、カリフォルニアの砂漠地帯にある金鉱へと導かれるというあらすじになっているとローリング・ストーン誌が伝えている。そこでウィリーとシャーロット・ランプリングが演じる引退した二人の芸人と出会うことになるが、ソフィーが演じる女の子も曲芸師で、やがてウィリーとシャーロットとの交流を通して金鉱より大切なものがあることを自覚していくという。

ウィリーと大女優シャーロットの起用についてランソン監督は次のように語っている。

「この映画の脚本はウィリーのために書いたものなの。それと若い時はずっとシャーロット・ランプリングになりたいと思ってたから、自分にとってのアイコン二人を自分の作品で引き合わせるというのはわたしにとって夢のようなことなのね」

また、作品のエグゼクティヴ・プロデューサーの一人に名を連ねているU2のボノはサウンドトラック用にウィリーの歌う楽曲を1曲提供することになるという。なお、ランソン監督はこれまでにもウィリー、ボノの二人と縁があって、ウィリーについては1997年に彼のドキュメンタリー作品『Willie Nelson: Down Home』を手がけていて、ボノについてはランソン監督が2005年に製作したレナード・コーエンのドキュメンタリー『Leonard Cohen: I'm Your Man』に出演してもらっているという。また、ウィリーとボノも縁が深く、ボノは1989年にウィリーに"Slow Dancing"を書いていて、2011年にU2がファン向けにリリースした『Duals』でも同曲でデュエットしている。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする