マーク・ボラン邸、事故死の翌日に空き巣被害。トニー・ヴィスコンティが証言

マーク・ボラン邸、事故死の翌日に空き巣被害。トニー・ヴィスコンティが証言

今年に入ってからフォーク時代の初期アルバム3枚を再発しているT・レックスだが、プロデューサーのトニー・ヴィスコンティはマーク・ボランが1977年に事故死した翌日に空き巣に襲われていたことを明らかにしている。

トニーはこの空き巣事件についてモジョ誌に次のように語っている。

「残念なことにマークが死んだあと、マークの自宅が空き巣に遭ったんだよね。これが実に妙でね。マークは深夜に交通事故で死んで、死が発表された翌朝の8時前にはもうギターもなくなってたし、テープもなくなってたし、服もなくなってたんだよ、自宅から! この件については誰か再捜査してくれないかなと思ってるんだよね」

この空き巣で盗まれたマークのラフ・ミックスやデモ音源がその後の『Billy Super Duper』『Dance in the Midnight』などのリリースとなってしまっているとトニーは語っていて、自身が所有する音源もあるからそれをいずれリリースしたいと次のように語っている。

「ファーストを作ってからマークは自分のテープ・レコーダーを買ったから、そこから先のマークはぼくの持ってる音源はすべて自分でも持つことになったんだよ。ぼくは自分が持ってるマークの自宅でのデモ音源コレクションをすべてリリースしてしまおうと思ってるんだ。今がそのタイミングかなと思ってね。お金の問題じゃないんだよ、別にお金になるような音源じゃないし。だけど、こういう音源はちゃんとした人たちの手元にあってほしいんだよね」
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